2018年7月2日~7日で行われた、カヌーフリースタイルのICFワールドカップ!
今回はスペインのソルトで行われ、世界各国からアスリート達が集結。
弊社が応援している日本代表の高久瞳選手も出場し、金メダルを含む4つのメダルを獲得しました。
下記、高久瞳選手よりコメントを頂いております。
GOSHIの皆さんを含め、応援して頂いた方々のおかげでメダルを獲得することが出来ました。本当にありがとうございます!!
ワールドカップが行われたスペインの会場は、ピレネー山脈の雪解け水の流れる川なのですが、今年は近年稀に見る大雪の影響で、到着した時には通常水位の3倍近い水が流れていました。
さすがに大増水のスポットは物凄いパワフルな状態で手に負えない感じだったのですが、毎日少しずつ減っていき、全く同じ水量の日がないという変化に戸惑いながら練習をしました。
そして、大会の当日にはダムのコントロールで安定するはずの水量が、支流の流れ込みで一日の間に大きく変動するという環境となりました。
暴れた波で技にいくとスポットから出されてしまうことが多く手数が出せない状況が続き、正直なところ今回は厳しいかもしれないとさえ思いました。しかし、他の選手にも同じように厳しかったようで、成績上位で予選・準決勝と進みました。
【カヤックシングル種目】 1戦目3位(銅メダル)、 2戦目2位(銀メダル)
1戦目はいつも通りの技数を出せたのですが、他の選手が調子良く3位フィニッシュ。
2戦目は荒れた波に翻弄されてしまい、全く練習のようには乗れずに手数少なく2位という結果でした。
【スクォート種目】 1戦目2位(銀メダル)、 2戦目1位(金メダル)
1戦目は最後まで水が減らず練習出来ないまま挑んで技(ミステリー)が決まらずに2位。
2戦目は練習を積んで作戦を変え、技(ミステリー)を決めて1位の成績でした。
ボートも体も全て水中に潜るミステリーは、難しいからこそ出来た時の喜びも大きく爽快です。
どちらの種目も全力で楽しみながらトライできた結果として、4つのメダルを獲得することが出来、とても充実した大会となりました。
試合を通じて海外選手との友情が深まるシーンもあり、得るものがとても多かったように感じます。
また来年に向けて課題も見つかりましたので、引き続き精進いたします。
心強い応援ありがとうございました!!
GOSHIは、引き続きカヌー日本代表高久瞳選手を応援します。