2019年6月1日~2日に静岡県榛原郡川根本町の大井川流域で行われた”22nd RIVER RAID”に参加しました。
リバーレイドとは「人とクルマと自然の共生」をテーマに1994年に誕生したイベントです。
始まりは、パリダカールラリーに日本人として初めてクルマで参戦した横田紀一郎さん率いるTeamACP(Adventurous Creative Persons)が、パリダカールラリーの経験の中で自然の雄大さに感動し、自然環境を楽しみ・体感できるイベントを企画したのが始まりとなっています。
1994年の第1回開催から25年、今回で22回目となるイベントです。
GOSHIでは開催19回目の2016年よりリバーレイドの自然環境保護への取り組みに賛同し、その活動を応援しております。
イベント内容を簡単に説明すると、3つのカテゴリーの中から好きなクラスにエントリーし、自然豊かな土地を舞台に、川の源流部に育まれる多様な生物や美しい自然の原風景をキャンプをしながら楽しみ、各ゲームを通じて環境保全や生物多様性を体感することが出来る、環境体感 エシカルスポーツです。
3つカテゴリーとは、4人以上で参加するリバーレイドクラス[カヌー&クルマ]、2018年に新設された3人以上で参加するSUP(スタンドアップパドルボート)クラス[SUP&クルマ]、カヌーやSUPが無くても2名以上で参加できるビジタークラス[クルマのみ]が用意されています。
<リバーレイド1日目> 6月1日(土)
今回GOSHIからはリバーレイドクラスに2チームがエントリー。助っ人1名を含む2チーム9名で参加しました。
3回目の出場となるGOSHIですが、参加メンバーは全員リバーレイド初参加!
今年のリバーレイドは面白くなりそう!
参加受付を済ませ、渡されたゼッケンを着たり、車両やカヌーにステッカーを貼りながら、スタートを待ちます。
もちろん、ステッカーにはリバーレイドの活動を応援しているGOSHIの文字も!!
【参加チーム紹介】
”リバーレイドクラス”
”SUPクラス”
”ビジダークラス”
No.22 <cs.B>
No.23 <のあみちゃんwithとしくん>
No.24 <CANUS 3>
No.25 <kit君は関西人>
総勢25チーム88人のリバーレイダーが日本全国から拠点地となる八木キャンプ場に集結しました。
いよいよ開会式。
ミスターリバーレイドこと事務局の西條さんから開会宣言と注意事項や説明が行われます。
初参加の両チーム、説明を聞き逃さないように、しっかりメモを取ります。
クルマチームはリバーレイド恒例の林道走行をする予定でしたが、先日に振った大雨の影響で道が危険な状態とのことで林道走行はキャンセルに。
あらら残念!と言いつつ少しホッとした?表情をみせたGOSHI初参加メンバー(笑)
説明が終わるといよいよ出発です!
初めてみるコマ地図を解読しながら、目的地まで移動します。
見えてきました!
着いたのは長島ダム。
大自然の中に壮大な景色が広がります!
全員揃ったら、事務局からゲームの説明があり、早速スタートです!
クルマ①:タイヤ交換
クルマにカヌーを積んだままスタート。
右後輪のタイヤを外して、タイヤと一緒にクルマを一周。
最後は積んだカヌーを降ろし、パドルを持ってバンザイ!!
全てのカヌーがクルマから降ろされると、いよいよカヌーの方もゲームスタート!
カヌー①:スラローム(タイムトライアル)
配置されたブイをスラロームしながらのタイムトライアル!
初参加のGOSHIメンバー。
事前にカヤックで練習したもののカナディアンカヌーは初挑戦!
初挑戦にしては、上手く出来た様にみえましたが、終わった直後に話しを聞くと、全然納得しておらず「リベンジしたい!」「悔しい!」との声が
GOSHIのチャレンジ精神をここでも発揮(笑)
ゲームが終了すると、ここでお昼を食べます。
景色を楽しみながら、みんなで食べるご飯は格別に美味い!
お昼が終わると、ゲーム再開です!
カヌーチームは、お待ちかねのカヌー綱引き!のはずが、強風の影響で一時中断。
先に行われるクルマチームを応援します。
クルマ②:電動自転車タイムレース
速さを競うのかと思ったら、どれだけゆっくり走行出来るかを競うゲーム。
足を着いたら失格!
バランスを崩し失格するチームが多数出る中、GOSHIの2チーム共に無事ゴール。
カヌー綱引きは、強風が止まず事務局の判断で泣く泣くキャンセルに。
これにて1日目終了!
八木キャンプ場に戻ります。
夕方から、参加者・スタッフ全員で約140名の大バーベキュー大会!
色んな参加者と交流を図り、親睦を深めます。
<リバーレイド2日目> 6月2日(日)
早朝より1日目のリザルトが張り出されます。
GOSHIチームは、9位/11位と中盤の位置にランクイン。
2日目は、カヌー組とクルマ組のメンバーを入れ替え、入賞を目指します!
スタートの前に、集合写真の撮影。
リバーレイド恒例の掛け声「イチ・ニッ・イチ・ニッ」で撮影です。
写真撮影が終わると、2日目スタートです!
クルマ③:アベレージ走行
カヌーの出発地点まで、アベレージ走行(15㎞/h)に挑戦。
エコドライブを意識した環境に通じるクルマのゲームです。
赤橋を渡り
林道を抜けると
カヌーの出発地に到着!
カヌー組は、ここからゲームスタート。
カヌー②:クロッシング
川の流れに逆らって、上流に向かう約50mのタイムアタック!
水位が低く漕ぎづらい状況での川上り、苦戦しながらも頑張りました。
終わったチームから、カヌーマラソンのスタート地点まで大自然を楽しみながら川下りを満喫。
カヌーの通過ポイントに先回りして、待っていると普段見ることの無い、色々な野鳥を見かけました!
昨年はシカ?やサルも見かけました。
今年は、空に目を向けると色々な野鳥を、見ることができ「人とクルマと自然の共生」を再度実感。
そうこうしているうちに、参加者がぞくぞくと通過。
TEAM GOSHI-Sは少し疲れてる様子(笑)
若手のTEAM GOSHI-Hは、まだまだ元気です!
スタート地点に全員が到着すると、いよいよ最後のゲーム!
カヌー③:カヌーマラソン
過去最長?4km以上の道のりをタイムトライアル。
スタート!
最初は不安そうにスタートしたTEAM GOSHI-Hですが、ゴール付近では何があったのか服はビショビショですが(笑)
生き生きとした表情に♪
この笑顔が見られるのも、リバーレイドの魅力の1つです!
さすがの若手も疲れたようで、ゴール直後は倒れ込みました(笑)
その表情は何か達成感に溢れています。
後で話を聞くと、水位が低いところが多々あり、今年はカヌー担いで川原を走る場面があったみたいです。
なるほど、どうりでTEAM GOSHI-Sが遅れる訳です(笑)
全参加者がゴールすると、帰り道はクルマにカヌーを積んで、これまたリバーレイド恒例のコンボイ走行です!
発案者 横田紀一郎さんのクルマを先頭に、カヌーを積んで連なって走る姿は何度見ても圧巻!
キャンプ地では、スタッフ皆さんの暖かいお出迎え。
事務局のポイント集計が終わると、いよいよ表彰式です。
【ビジタークラス】
ビジタークラス優勝
No.25 <kit君は関西人>
お友達のお誘いで参加したチーム。初参加初優勝!
「次回はメンバーを揃えてカヌーで参加したいです!」とコメントがあり、初参加でも楽しめるイベント。
次回も参加したいと思えるリバーレイドの魅力は偉大です!
【SUPクラス】
SUPクラス優勝
No.20 <チーム カッパー&トッシー>
昨年リバーレイドクラス2位になったメンバーを有する実力派のベテランチーム。文句なしの優勝!
大拍手の中、「大人げないぞ~」のヤジに、ベテランチームからは「勝負には勝ち負けがあります。次回も優勝を目指します!」と会場を笑いに包みました。
こんなアットホームな雰囲気も、リバーレイドの魅力です!
【リバーレイドクラス】
第3位
No.12 <ミッドナイトツインズ>
昨年、リバーレイドクラスに初参加初優勝した筑波大学の野外運動研究室のチーム。
今年はOB・OG・在校生の混合チームとなり、昨年と同じメンバーで参加し入賞!
「また、来年も参加したいです。」
第2位
No.13 <興望丸>
昨年に引き続き参加したチーム。
「また、来年もお願いします!」
若い人も継続して参加するリバーレイドっていいなぁと実感。
優勝
No.8 <チーム スプフィル>
昨年のリバーレイドクラス2位に続き、今回は優勝!と入賞常連チーム。
「来年もまた来ます!」
表彰式が終わると、発案者の横田紀一郎さんより挨拶
「今年もたくさんの人に集まって頂き感謝します。また川で会いましょう。」
最後に運営スタッフのご紹介。
第1回開催から25年、今回で22回目。
たくさんの人の協力、繋がりがあって続いているリバーレイド。
イベントを通して、スタッフは勿論、参加者も含めて人と人との繋がりの大切さを感じました。
表彰式が終わり、最終結果が張り出されます。
〖GOSHIチーム最終結果〗
No.5 <TEAM GOSHI-H> 5位
No.4 <TEAM GOSHI-S> 16位
若手のTEAM GOSHI-Hが5位と大健闘!
目標の入賞にあと一歩「悔しい!また参加したい!リベンジします!」と4人全員声を合わせて言ってました(笑)
平均年齢50オーバーのTEAM GOSHI-S。
順位はさておき、今回のチャレンジに拍手です(笑)
帰路に就く前に、GOSHIメンバーで横田さんを囲み、記念にパシャリ♪
GOSHIは、これからもリバーレイドの環境保全活動に賛同し、応援して参ります。
また川で会いましょう。
<編集後記>
昨年に引き続き、今年もGOSHI広報として取材させて頂きました。
まずは、事務局の皆様、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
また、参加者の皆様も含め大変お世話になり、厚く感謝申し上げます。
1年ぶりに再会した方、初めて出会えた方など様々でしたが、一貫して素敵な方ばかりで、取材しながら皆様の笑顔に私まで笑顔が溢れました。
普段体験できない環境や様々なイベントを通じて、GOSHIメンバーや参加者の皆様と交流を図ることができ、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
2回目となる今回の取材でも、初めて経験することや感じることが沢山あり、色んなことを考えさせられました。
このレポート等を通じて、少しでも皆様にも感じて頂けることがあれば幸いです。
今回も様々な映像を撮影させて頂いております。
映像を編集し公開したいと考えておりますので、映像については今しばらくお待ち下さい。
また会える日を楽しみにしてます。
(次回、次回こそは参加者で・・・(笑))
事業企画ブロック 広報担当
併せて前回(2018年)の様子もご覧下さい。