前半戦 総合首位で折り返すが、トラブルも、、
ステージ6ではTeam HRC 『Monster Energy Honda Team』のリッキー・ブラベック選手が2度目のステージ優勝を飾り、前半戦トップを維持したまま後半戦へ。
一方、総合3位に付けていたケビン・ベナバイズ選手はステージ6でステージ優勝を目指してバトルしていたところ、ゴールまであと40㎞のところでマシントラブルに見舞われストップ。
2時間以上経過したころ、通りがかったレオ・コーラ選手(KTM)にマシンを牽引してもらい、なんとか完走。
このトラブルで大きくタイムをロスし、総合28位に後退となりました。
いよいよ後半戦へ!
レイトデイを挟み、後半戦スタートとなったステージ7では、ケビン・ベナバイズ選手がトップでフィニッシュし自身初のステージ優勝を果たしました。
総合首位を走るリッキー・ブラベック選手は、5番手でステージ7を終え総合首位をキープしています。
また、昨年までTeam HRCライダーであったパウロ・ゴンサルヴェス選手が競技中に転倒。
「緊急通報を受け取り、出動したドクターヘリで病院へ搬送したが、残念ながら死亡が確認された。」との悲報が届きました。
大切な方を亡くされたご遺族、チーム関係者、ファンの皆様に心からお悔やみを申し上げます。
※パウロ・ゴンサルヴェス選手(2019年ダカールラリーより)
尚、主催者よりバイク・クアッド部門の第8ステージは、「友人を悼む時間をライダーに与える。」との事で、中止となることが発表されました。
【 ステージ7終了後の総合順位 】(1位との差)
1位 リッキー・ブラベック
3位 ホセ・イグナシオ・コルネホ(+00:27’01)
5位 ホアン・バレダ(+00:29’29)
26位 ケビン・ベナバイズ(+03:59’12)