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【モトクロス】全日本MX選手権 第6戦レポート

1029日、30日 D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2022 R-6 関東大会 埼玉トヨペットCUP

今大会の会場となった埼玉県のウエストポイントオフロードヴィレッジは、タイトターンと直線が連続するテクニカルかつダイナミックなコースで、コース自体がコンパクトなのでレース展開がわかりやすく、モトクロスファンには人気の高いコース。首都圏からのアクセスも良く、今回も多くの観客が訪れ、総勢6360人が会場に詰め掛けました。
第2戦、同じくオフロードビィレッジで行われたコースレイアウトとは大きく異なり、コース改修が行われていた。

◆予   選・・6 
コース状況は全く荒れておらず、多少の砂ぼこりが舞う程度。ベストラインを走られてしまうとなかなか前のライダーをパスできないので、スタートダッシュがカギとなる。
大塚は3番手でスタートを決めたものの、オープニングラップは5番手で通過。2周目に大倉選手に抜かれ、6番手まで後退。さらに中盤はなかなかペースアップできず、厳しい戦いに。しかし後半にペースを上げ、5番手走行の大倉選手に詰め寄り、最終コーナーでパスしかけるもパスできず6位でフィニッシュ。

◆ヒート1・・5 
スタートは上手く決まり3番手走行。1周目に攻めきれず、ミスなどもありオープニングラップは8番手で通過。5周目に道脇選手をパスし、7番手に浮上。中盤、前のライダーをパスするのに苦戦しましたが、13周目に大倉選手をパス。さらに18周目には内田選手をパスし5番手。後半は淡々と追い上げて行き、勝負ポイントも絞れ、4番手のライダーを目の前にしつつチェッカー。ヒート2に期待できる走りとなりました。

◆ヒート2・・3 
スタート出だしでバランスを崩し、他車と接触してしまう場面もあり、13番手辺りでしたが、2・3コーナーのアプローチが上手くいき、オープニングラップは7番手で通過。そこから大塚の得意なセクションで3周目に大城選手と道脇選手をパスし5番手、8周目には大倉選手・内田選手をパスし3番手。残り18分安定した走りを見せミスなく周回を重ねて3位でフィニッシュ。今季初の表彰台を獲得!マディコンディションでの表彰台はあるものの、晴れたベストコンディションでの表彰台は初となりました。

総合結果・・4  現在のランキング7117P)現在6位(122P)大倉選手とのポイント差・・・5P

【今大会で投入したマフラー仕様と分析】
前大会と同様、低高速域を改善したマフラーを投入。スタート時の高回転域で伸び悩む部分を改善。全日本コースの中でも、小規模コースになる為、タイトコーナーが多く、低速域の扱いやすさが重要となる。事前テストでは、今回のコースに合わせたオリジナルマフラーの特性を最大限に生かす燃調セッティングを行った。2日間のテストは、雨も降っておりマディコンディションでのテストでしたが、レース当日は天候も良く晴れてコースはドライコンディションに。天気予報から気温/湿度を想定した燃調セッティングを実施していたので、ライダーからの不満も無く走ることができていた。

【最終戦に向けて】
スポーツランドSUGOは、路面コンディションは今回のオフロードビィレッジとは異なる粘土質で喰われやすく、轍やアップダウンのあるコースになる。
とはいえ、低中速域を多様に扱い、コントロール性が問われる。マフラー仕様は今回と同仕様でコースに合わせたセッティングで戦う。

記:開発ブロック

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