5月14日、15日、全日本モトクロス選手権 第2戦 オフロードビレッジ 関東大会。
埼玉での開催となった今回のレース、#7大塚選手のホームコースとなります。
熊本に移住し、マフラー開発のテストから本番まで、GOSHIと密になりマフラーを仕上げ、常に最善な状態でレースに挑んでいます。
今回のマフラーは、前回の熊本大会で使用したモノそのままを投入。
低速コースに合わせた低・中速重視の仕様で上位を目指しましたが、予選11位。ヒート1/2共に8位と言う結果となりました。
次戦、SUGO大会は、低・中速仕様に+高回転域の特性を改良したマフラーを投入し上位を目指します。
この仕様で’22 CRF450Rのマフラーは、ほぼ完成形となるですが、しっかりノウハウをまとめ、次仕様に反映し、開発のスピードアップに繋げて行く必要があります。
特にモトクロスは、年度毎に新型マシンが投入されるため、常に改良が必要となります。
引き続き、T.E.SPORT with GOSHIの応援よろしくお願いいたします。
5月21日、22日、全日本ロードレース選手権 スーパー2&4レース2022 全日本ロードレース第3戦 オートポリス
地元開催となるオートポリスでのレースは、GOSHI Racingとしては鈴鹿に続き2戦目となります。
昨年の実績から行くと、トップ10を狙いたいところですが、全チームがそう考え狙っています。なかなか上手くは運ばない現実があります。
予選は雨、後半に路面も乾く微妙なコンディションに上手く合わせられた上位チームは頭3つ抜け出す結果に唖然となる厳しい結果となりました。
◆RACE1グリッド
#17 黒木玲徳 15番手(22チーム中) #25 田尻悠人 11番手(22チーム中)
◆RACE2グリッド
#17 黒木玲徳 14番手(27チーム中) #25 田尻悠人 20番手(27チーム中)
なんとか予選突破したものの、グリッドは中盤以下、2レース共、スタートと体力がキモになりました。
◆RACE1結果(15周)
#17 黒木玲徳 13位、 #25 田尻悠人 14位
◆RACE2結果(18周)
#17 黒木玲徳 15位、 #25 田尻悠人 16位
以上の結果となりました。
#17黒木は、2日目日曜日の朝のウォームアップ走行で転倒。マシンの復旧がレース進行の5分前に完了。
なんとかグリッドに並べることが出来ましたが、万全とは言えない状況。これも今後の課題です。
8耐本番までには、改善しなければならない事案が色々あります。
そして、ピットクルーはほぼ従業員で構成します。こんな体験は通常業務の中では経験すら出来ませんが、その分、責任も大きいのです。
ミスの許されない取組みはメンバーに緊張感と達成感、そして感動を得る。この経験と知見が何かの糧になる事と願っています。
今シーズンのマフラーは、エキパイの諸元変更でTRYを進め、4月の鈴鹿を最終TRYと決め、“これだ!”と決めたものの、平均的な仕上り?最高速が犠牲に?出力データは悪くない。
中・高速域はこれまでの最高だ!しかし上が伸びない。これが限界か?!あと2ヵ月!8耐は燃費も重要!
ただ高出力を目指せば良い訳ではない。ん~・・・。
ではタイムはと言うと、#17黒木が鈴鹿の目標であった2分9秒をコンスタントに出せている。田尻も9秒は入っていないが落ちてもいない!悪くない!
これを判断材料にして、リピート製作を推進します。
次のレースは、いよいよ本番!鈴鹿8耐!
今月のテスト、7月のテストで最終セット出し。まだやるべき事柄が満載です。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。
記:開発BL
オフロードバイクポータルサイトの「off1.jp」より
全日本モトクロス選手権 第2戦 関東大会の記事が発信されておりますので、併せてご覧下さい。
❑GOSHI Racing Story ’22「新たな課題を見いだした、3ヒート制のオフロードヴィレッジ」