9月22日(日) 鈴鹿サーキットで開催されたサンデーロードレースに、GOSHI Racingの片山千彩都が、JP250 NATクラスへ参戦。
これまで行われた3戦では、全て優勝という偉業とも言うべき成果を上げて、迎える第4戦。これに勝てば、最終戦を待たずチャンピオンが決まる1戦となることから、これまで以上に気合と緊張の入り混じる戦いとなりました。
ポールポジションを獲得して挑んだ決勝。結果は見事優勝で、ポールtoウィン達成!
予選ではただ一人58秒台をマーク。しかし他のチームもそれを阻止するべく挑んできていた事は間違いないレースだった。
その証拠に決勝レースでは、これまでにない攻防が前半続きラスト3周で、バックマーカーを上手くかわした片山がわずかに一歩リード、その少ないマージンをテクニックで維持した片山が、そのままチェッカーとなった!これで”総合優勝“、”クラス優勝“と”シリーズチャンピオン“の3つのタイトルを獲得した。
~以下、#54 片山 千彩都のコメント~
22日 日曜日に行われた鈴鹿サンデーロードレース第4戦に参戦しました。台風の接近に伴い、不安定な天候に悩まされた1日となりました。
予選はレコードタイムの更新を目標に単独でアタックをし、ポールポジションは獲得できたものの0.2秒レコードタイムには及ばずに終えました。
そして決勝レースでは、単独でぶっちぎり優勝!の展開を目標にスタートしましたが、4.5台でかなりの接近戦となりました。最初の3ラップで、他のマシンとのトップスピードの差を感じたものの、S字ではライバル達に負けていない事を確認出来たので、残り7周はストレートでパスされてしまった場合も、S字区間では必ず先頭を走るように意識して走りました。
最終ラップまでバトルをするレース展開ではなく、少しでも集団を抜け出せるような展開を作れるように全力で走ろうと決めました。
その結果、総合優勝で終えることができました。
最初はかなり焦りを感じてしまいましたが、前戦の岡山Rdの反省を活かして、冷静にレース展開を考えることが出来たと思います。
次戦は、MFJ cup オートポリスRdです。地元での久しぶりのレースなので、優勝目指して頑張ります。応援よろしくお願いします!
CBR250RR-54Rマフラーの開発は既に終了。しかし他のチームは、更に性能を上げている。その性能差をテクニックでカバーしている事は、レース展開を観ても明らか。次戦オートポリスをはじめ、鈴鹿フルコースまで全てが高回転域を多用する高速コースとなる。残り2戦で何が出来るのか?!
時間が無い現状から、進めて行く事になる。そして今後の動向が、戦況を大きく左右してくることは間違いない。
記:レーシング部