技術開発

CRF1100L大型バイクの開発

CRF1100Lマフラーの特徴

【仕様】

デザインは旧型と酷似しているが、デュアルパイプに可変式バルブが装着されている点が、最大の違いとなっています。排気が低回転時に細いパイプを通り、高回転時に太いパイプを通ることにより、出力やパルス感を両立しています。

【造り】

多角形ストレート形状に対し、軽量化をモチーフとされており、デザインを損なわない成形と薄肉溶接技術の確立に苦労しました。また環境法規EURO5対応であり、エキパイに搭載されているCAT機能を満足させる為にエンジン側へ寄せるパイプレイアウトと、センサー保護のカバー溶接による歪対策など、知見を高め量産に繋げて行きました。

SWINGARMの特徴

【仕様】

旧型モデルのSWINGARMは、アルミ鋳造(GDC)一体であったが軽量化と剛性の最適化を目的に新モデルより鋳造+展伸材を使用している

【造り】

CRF450Rで培った、異形縮管(スエージング)技術や、極力つなぎ目をなくした溶接技術を活かし、車体の軽量化に繋げました。

オフロードレース アルミSWINGARMの開発

オフロードSWINGARMの特徴

FRAMEとの連結部には、GDC(アルミ鋳造)を使用しRR側のタイヤとの連結部には縮管(スエージング)された高強度のアルミ伸展材が使用されています。これは、強度と軽量化の両立を考えた製品となっています。

SWINGARMの製造方法

鋳造品+伸展材をMIG溶接にて接合し、表面処理は耐ピッチ性に強いアルマイトを使用しています。

MXGP(モトクロス世界選手権)CRF450RW

MXGPに参戦している、HONDAワークスマシン「CRF450RW」には、GOSHIのSWINGARMが使用されています。

Dakar Rally(ダカールラリー)CRF450RALLY

2020年ダカールラリーを優勝したバイク「CRF450RALLY」には、GOSHIのSWINGARMが使用されています。

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設備紹介

主な生産設備

ニッケルクロムメッキライン(処理能力3,200㎡/月)一式
静電塗装ライン(処理能力54,700㎡/月)一式
カチオン電着塗装ライン(処理能力17,000万㎡/月)一式
レーザー切断機一式
1,200トン 油圧プレス機1基
800トン トランスファープレス機1基
600トン 順送プレス機1基
プレス機 45~150トン12基
CNCベンダーマシン4基
汎用ベンダーマシン2基
ロータリースウェージング機1基
スエージングマシン2基
FUN系マフラー溶接ライン一式
フレーム溶接ライン三式
ハイスピード溶接ライン一式
サンルーフ溶接ライン一式
アルミフレーム溶接ライン二式
カブライン一式
鉄溶接ライン二式
アルミスイングアーム溶接ライン二式
溶接ロボット7基
MIG溶接機7基
TIG溶接機11基
スポット溶接機12基
シーム溶接機3基
中空二重管製造ライン一式
構造化担体孔箔加工ライン三式
フレキシブル自動パイプ加工ライン一式
マシニングセンター6基
ショットブラスト1基
高圧発泡器1基
アルミ切断機5基
他工作関連設備11基
非接触型三次元測定機一式

主な開発設備

メタルハニカム(担体)製造装置2基
メタルハニカム(担体)用真空熱処理炉1基
冷熱加振テスト機1基
CT検査装置1基
CATIA V56基
NX Flow(CAD/CAE)1基
Geomagic Design X (リバースエンジニアリングソフト)1基
NX(3D CAD/CAM)1基
Auto form(CAE)1基
FAST BLANK1基
3次元測定器1基
非接触3D測定器1基
シャーシダイナモ2基
ポータブル騒音計2基
音響解析機器1基
フロー試験機1基
簡易防音室1室
拡縮管マシン1機
多角ロールマシン1機
直線TIGマシン(チタン、アルミ材)1機
交直両用TIG溶接機6基
レーザー刻印機1機
加速度・歪み測定機器1機
SOLID WORKS3基
マシニングセンター3基
ワイヤーカット加工機2基 
80型 1Dベンダーマシン1基
レーザー溶接機1基
強度試験機1基

コ・ジェネレーションシステム

(720kw)×2一式
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