CRF1100L大型バイクの開発
CRF1100Lマフラーの特徴
【仕様】
デザインは旧型と酷似しているが、デュアルパイプに可変式バルブが装着されている点が、最大の違いとなっています。排気が低回転時に細いパイプを通り、高回転時に太いパイプを通ることにより、出力やパルス感を両立しています。
【造り】
多角形ストレート形状に対し、軽量化をモチーフとされており、デザインを損なわない成形と薄肉溶接技術の確立に苦労しました。また環境法規EURO5対応であり、エキパイに搭載されているCAT機能を満足させる為にエンジン側へ寄せるパイプレイアウトと、センサー保護のカバー溶接による歪対策など、知見を高め量産に繋げて行きました。
SWINGARMの特徴
【仕様】
旧型モデルのSWINGARMは、アルミ鋳造(GDC)一体であったが軽量化と剛性の最適化を目的に新モデルより鋳造+展伸材を使用している
【造り】
CRF450Rで培った、異形縮管(スエージング)技術や、極力つなぎ目をなくした溶接技術を活かし、車体の軽量化に繋げました。